2011/07/31

葬式


「じいちゃんの葬式にて」




この前じいちゃんが死んだ。
あまりに突然だったので、起き抜けに母からのメールを観た後
何故か二度寝した。

新潟に行くと肉がこけて鼻が高くなったじいちゃんがすでに棺桶に入っていた。
僕はまだ気持ちの整理がついていなかったが、着いて早々、お手伝いのおばあちゃん達が
ビールを薦めて来るので緊張も手伝って一気に三本程飲み干した。
案の定ベロベロになった僕は色紙にじいちゃんの似顔絵を描いたり、池の水面を観ながらじいちゃんとの思い出を思い出そうとしていた。
じいちゃんはいつも嘘かホントかわからないうんちくや昔の話をしていて、僕を含めた家族は昔から耳の片方だけでその話を聞いていた。母方の家族は女性が多い事もあって男孫である僕をじいちゃんは野球選手になった時有利だからと左利きにしようとしたり、大人用の木製バットを振らせたりしていた。

じいちゃんの希望とは真逆に成長した後もじいちゃんはまだまだよくわからない話を続けていた。最後には「わかるだろ?」と聞いてくるのが常だったので、僕はわからないけれど「うん。」と返していた。

じいちゃんが亡くなったという事は
「泉田九郎がいなくなった」
というより
「泉田九郎にとって話し相手がいなくなった」
という事の方が正しい気がする。

いまは「もうちょっと興味もってじいちゃんの話を聞いてやればよかったなあ」と思いつつ、一方で「ま、いいか。」と非常にさっぱりした気持ちだ。

ただ突然だったのでじいちゃんの方こそ心の準備ができてなかったろう、と僕が三途の川の手前までじいちゃんに説教されにいく、という内容の「ブログたけし」でした。

ばいばい!

2011/07/30

コクリコ坂からを観てから大体三時間ぐらい経ったから



スタジオジブリ作品「コクリコ坂から」
を観てきました。
1963年頃のお話だそうで僕は当然ぶつかってない世代です。
(『団魂世代』と呼ばれる人達が高校生くらいの頃だって後ろのカップルが話していました。)
登場する若者から今にない活気を感じました。

モノは揃っていないけど活気がある。
今は沢山モノがあるけど活気がないですね。

よかったけど今回は主人公の女の子に恋はしませんでした。

2011/07/17

オーキャン終わったよ



 西村さん、次からこういう写真はポスターを全部入れて撮ってくださいね。
僕らよりむしろポスターです。こういうのは。


毎年恒例、火山Tシャツ、かっけえ


オープンキャンパス終わりました。
その後に予定されていた合同飲み会も無事終わりました。
なかなか話さない三年生ともはなせましたし久しぶりに会う同級生もいましたし個人的には満足です。

2011/07/09

猫眼女郎って何?



線だけでは成り立たず
地だけでは成り立たず
二つが合わさった時初めて見えてくるグラフィック。
モデルに選ぶ二人の気持ちと相応するように線も交わる面白さ。
でもそれだけでは成り立たない。

八っつぁん「こっちを立てたらこっちが立たず、どうしようもねえっつんで団子喰って寝た」

面白くなるといいんですけどまだ発展途上だなあ
佐藤先生が「飲み会のポスターを作る様な気持ちで仕事ができたら一人前」
と言っていたけど、いいもんは大体そう簡単にできる(僕の場合)
逆にこねすぎたものは自分でも詰まらんと思う。
でも「考えていかないとなあ」と切にも思う。
むつかしー!!

2011/07/08

貴様はもう、はまっているッ



「ジョジョの奇妙な冒険を」借りてから三部まで読みました。
三部に入ると「スタンド」能力が現れてもうわくわくドキドキしています。
こんな名作、なぜ今まで読まなかったか?

そうなんです。
ジョジョを読んでいない人にはよくある「食わず嫌い」

「絵がダメなんだよね〜」
「読みにくいもん」
「話が進みすぎて今更読んでもねえ・・・」

などなど僕も同じ事を思っていたのです。
加えて少年期にジャンプを立ち読みしていた時、僕はジョジョがその作風から「エロい漫画」だと思っていて、毎週見るのですが「エロいシーンなんて一回も出てこない」
しまいには「オラオラオラ」だの「ドララララ」だの叫んで的が真っ二つになる。「これはエロ漫画としては駄作だな」と早々に見切りをつけ、ジョジョを見る事は無くなりました。そんな経験からジョジョに対する僕の食わず嫌いは今日まで続いていたわけです。

しかしあまりにも僕の周りにジョジョファンが多く、
「ハイウェイスターのフィギアが出るんだってー」
だの
「アア、なるボド、『ACT3』でしょ?」
だの五月蝿いものですから、






わかったと。




貸せよと。





全巻所有している僕の「恋人(ラヴァーズ)」に頼んだわけです。
そんなことからジョジョを読んでみるとこれがまた目から「星の白銀(スタープラチナ)」が出る勢いで、展開がまさに「銀の戦車(シルバーチャリオッツ)」ッ!楽しすぎて夢にまで「死神の13(デスサーティーン)」でしたッ!毎回個性的な敵が「戦車(チャリオッツ)」の様に次々現れて読み終わった後は実に清々しいまさに「教皇の緑(ハイエロファント)」といったところでしょうか!もう僕は心を「吊られた男(ハングドマン)」され「運命の輪(ホウィールオブフォーチュン)」ともいえよう就職活動の合間を縫って頑張って読んでいます。「ダークブルームン(暗黒の月)」が出ている頃から読み始め、気づけば「太陽(サン)」が昇っている事もしばしば。


さあ、意味わかんないでしょう!
皆さんも是非読んでみてください。
さあ、ジョジョの「世界(ザ・ワールド)」へ!

2011/07/07

多摩美の夏



暑くなってきました。
昨日「タマソニック」出演のため僕の所属するバンド
It`s show 懸命の練習をクラブ棟部室にて行っていたのですがもう部室の中は40℃を超えているような状況でした。
僕や菊ちゃんや守田篤史はドロドロになりながらも叫び続けました。

余談ですが守田篤史、ツイッター始めました。
これに関してはフォローしなくて構いません。


このごろタマビにいくと暑さに頭がおかしくなった同級達がいつしか水をぶっかけ合いはじめます。そうなったらしめたもの。
僕は汗でびしょびしょになったTシャツを脱ぎ捨て水戦争の前線に繰り出すのです。
ずぶ濡れになって帰りの電車が大変な事になりますし、はしゃぎすぎてまぶたなんかを大怪我したりしますが、最高に気持ちがいいので今のところ兵士達に不満はございません。

2011/07/04

快速マガジンーブログたけしだけでしか見れない三作家のオフショット集ー





7/1日に発表された「快速マガジン」発売の知らせ—
未だ詳細が発表されないが、「プロモーションマガジン」という新たなコンテンツの開拓であるようだ。
今回の漫画雑誌に掲載されている「いずみだたけし」、「城井文平」、「さかなまさし」三作家の作業風景をなんとここブログたけしにて先行公開致します。


ときわ荘を彷彿とさせる三作家の作業場



黙々と作業するいずみだ先生(右)とアイデアスケッチ中の城井先生(左)
城井先生のスケッチブックのイラストは作中に登場します。



疲れた表情のさかな先生。
今回さかな先生は新たな作風に挑戦ということで1枚1枚試行錯誤の連続だそうです。



そんなさかな先生の作業机です。
画風を研究したスケッチやアイデアボードが並んでいます。
右上にあるフィギアは「二次元を三次元で見れるので平面の漫画用紙にも立体的に表現したい時に参考にしています。」とのこと



こちら城井先生はラフスケッチで漫画全体の構成を決める「ネーム」の最中です。
出来上がったネームは鬼の哲丸編集の審査を受けます。審査を通ると二次試験に行け、最終的に役員面接を経て合否が発表されます、てかシュウカツの話じゃねえよタコっ!



哲丸編集との打ち合わせを終えたいずみだ先生は本書きに突入してます。
使っているペンはゲルボールペンですが慣れてくると線の強弱がつけられるようになって来るのだといいます。この時の作画ページは主人公達の気持ちが固まりつつある重要なシーンだそうで、是非購入時にお確かめいただきたいです。



さかな先生といずみだ先生が話し合っています。
「柏木由紀が好きだ」と主張するさかな先生に対して
「じゃあお前は大島優子の笑顔を無視できるのか」と聞くいずみだ先生。
熱い討論は朝まで続きました。




しかし、彼らはなぜ漫画を描いているのでしょうか?
なぜ、一日中家にこもって描き続けるのしょうか?









そう、それは自分たちの漫画を読んでくれる読者の存在があるからです。



彼らの笑顔が見たい。
漫画を通して元気にしたい!
そんな気持ちの一つ一つが、彼らを作業台へ向かわせます。


一筆一筆に気持ちを込めて!


届くはず!


夢を!



待っている人がいる!



さかな先生「なあ、みんな!」






「明日へ!」




そんな先生方の漫画が収録されている「快速マガジン」は7/24日、吉祥寺ワープでの快速東京企画での先行発売です!作家達の「業」と「意気」を感じてください!

7/24(日)快速東京企画!「こんばんわ VOL.1」詳細→http://warui-2-kaiju.tumblr.com/



快速東京の "プロモーション漫画" 『快速マガジン』8月1日発売決定!(ヴィレッジヴァンガード下北沢店他、取り扱い店舗多数!)
7月24日(日)に吉祥寺WARP、快速東京企画「こんばんわ vol.1」にて先行発売いたします。(詳細は後日)

以下、作品名/作家名と企画内容です。

ワオワオ/せきやゆりえ
メガネ/usi
ギター/さかなまさし(快速東京)
ロボ/せきねあここ
ループ/いずみだたけし
八/天野真奈美
800/やまだかほ・なるせむぎこ
快速東京/井上バカ
ゲーム/家田明歩
ヒーロー/不二隋痴亜鬼(でぶコーネリアス)
ほしいの/城井文平
さむらい/knoes

矢野マンガ
KAI-YOUインタビュー



先生の近況が知りたい方はこちら
さかなまさし先生→http://yanagitamasashi.tumblr.com/
城井文平先生→http://bumpei.tumblr.com/

2011/07/01

愛とバカ




第3回グラフィック「1_WALL」グランプリ受賞者としてガーディアン・ガーデンで個展をしていたタマビの先輩、榊原美土里さんの「愛とバカ」に行ってきました。


思えば二年前、卒制展に行った際、美土里さんの「ご当地じじい」を見た衝撃から更なるパワーアップをした美土里パイセンの展示、パネーッス。
僕としては面白い展示見てパワーをもらうなんて言う美大生みたいな体験をした気分です。良すぎました。久々に嫉妬です。

俺も楽しく生きたい!
とりあえず僕のリンクにいる様な美土里さんと同じ代の人達を下高井戸ら辺に招集しようかな!