2011/11/11

芸祭こぼれ話その10『あいつらがきた』



今年は俺たちの芸祭だ!
と思っていたらやはり奴らが来た。
卒業生である。

「持っていかれる」

僕は思った。
ふと、僕らの芸祭の崩壊を垣間みた。

しかし、なんとフタをあければなんのこたあ無かった。
この人達と学校で飲むのはいつぶりだろう。

チャンジャ鼻につめられたっけ。
意味不明な物食わされたっけ。
無駄に一気したっけ。

僕が四年になって、一緒の卓を囲む。そんな卒業生を見て、
僕らが彼らの気持ちがわかるくらいオトナになったのか。
逆に彼らがもっとオトナになったのか、、、、

そんな事はどうでも良い。お酒があれば良い。
ただ単純にそう思った夜。


(この後やはり卒業生は遊び倒し、朝飯食って颯爽と帰る。)

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